あえて今、休学をするという意味について
Hello, 新年度!
4/1になりました。新年度始まりました。早いもんだ・・
今年は桜の開花も早く、すっかり春の陽気で気持ちが良いスタート。
いよいよ大学生も最後の1年。
というタイミングで、私、休学を決意しました。
去年も迷っていて結局しなかったのですが、改めて考えたところ
「おし!やってやろう!」
という感じになった。
考えが変わった経緯とか意気込みとかをツラツラと書いていこう。
これから具体的に何をやるかについては今回は言及を避ける。長すぎて一反木綿もビックリしてしまう。
なぜ去年は休学しなかったのか
詳細は上の記事に譲るが要点だけ抑えておく
動機
- まとまった時間をとって、自分のワクワクすることに全力で取り組んでみたい
- 寄り道をしまくってから社会に出たい
2つの自分への問いかけ
1. 挑戦のためなのか
- 社会に出るのを遅らせてまでして、成し遂げたい明確な目的や理由があるのか
- なければ、早く社会に出て経験を積んだ方が得るものがたくさんあるかも
2. 両立できないものなのか
- 意外と時間あるんじゃね?(大学いく期間も実際は半年ぐらい&みっちり)
- 長期休暇をうまく使えばそれなりのことはできてしまうのでは疑惑
思ったこと
- 逆に自己管理能力がめちゃくちゃ鍛えられるのでは(やたらポジティブ)
- 休学とは逃げるためのものではなく、挑戦するためのもの
- 逃げの休学ぐらいなら大学行きながら考えてみよう
決意
- 両立は無理って決めつけず、修行だと思ってまずは全力で取り組んでみようぜ
振り返り
来年のこの時期にまた同じ視点で自分に問いかけてみたいと思います。
と書いていたが、正直、去年考えていたことを見てみると今でも「確かに一理あるわ〜」と感じるところがある。予め考えていて良かった。無駄になってないぞ。
結果
「ある程度の両立はできた」
実際、去年はなぜ休学考えていたのか問題
もともと、ご縁がありスタートアップの初期段階でエンジニアの2人目として(インターンという形ではありつつも)関わることができ、組織も事業もこれから大きな変化をしていくところを間近で見れるというところに惹かれていた。
アカデミア、理系、研究×テクノロジーといった事業でもともとは興味のない領域だったけれども、話を聞いたり熱意や本気度を感じるにつれ、自分も自然と前のめりになっていた。事業もそうだけれども、それ以上にメンバー1人1人尊敬できて最高なチームだと感じたのが大きな理由だったと思う。
せっかくこのような環境にいるのに大学通うと、どちらも中途半端になってしまうのかなと思ったのが実は休学を考えた大きなきかっけとなっていた。
...要領良くやれば意外とできるぞ!
- 履修の組み方
- 講義友達をつくる
- 試験期間はスイッチを切り替える
講義の内容自体は関心あるものばかりなので毎回新鮮で楽しい。少しの工夫でもっと楽にもなるし楽しくなる。なんと履修登録を失敗するという悲劇が後期に起きつつも、ある程度単位も取れたので一安心。 残りは自由科目がほとんどなので、色んな学科の面白い講義をつまみ食いして卒業したいなという所存。
正直、将来どのように学んだことが繋がるかは謎だけれども、そんな目に見えすぎてなくても良い。直結しないこともあった方が引き出しが増えて人間らしさが増すし、色々な見方やバックグラウンドを持っていて損することはない。学生のうちは将来どう繋がる分からないような点を増やしていくことが大事だと思う。
あとは会社によるところもある。自分がいた会社は時間に制約はなく結果主義だったので、試験期間や予定が立て込んだ時でも事前に伝えスケジュールや目標を調整することができた。このこともあり、両立ができたのかもしれない。
という訳で自己管理能力が鍛えられた1年だった。
...割りに振り返ってしまった。
1年経った今、なぜ休学という選択を?
去年の記事を見返してみると、動機は1年経った今もほとんど変わっていない。その一方で、問いかけへの捉え方が変わった。
全体的に「人生楽しもうぜ」的な感じになった
早く社会に出て経験を積んだ方が得るものがたくさんあるかも
こういう考えも確かにある。でも、人生はこの先長い。人生という長い時間軸でみた時、どうでもいいぐらい小さなこと。より自分らしく幸せに生きていけるためには、寄り道も大切。
将来どう繋がる分からないような点を増やしていくことが大事だと思う。
最初らへんで書いたけど、これにつきる。休学経験者は周りに多いが1人残らず人間として面白い。最高だ。皆、心の底から自分の人生を楽しんでいるという印象を受ける。「1度きりの人生、楽しもうぜ」という感じだ。
色々な自分をとりまく環境の変化
特に学年のことも大きい。大学院に進学することを考えていない自分にとって学生でいられるラストの1年。つまり、休学できる最後のチャンスであるということだ。
また、今年はじめて海外へ行く機会があり世界の大きさを感じたのと同時に自分のちっぽけさも感じた。当たり前だと思っていたことは必ずしもそうではない。そんな、井の中の蛙大海を知らず状態であることも確認できた。
国だけに限らず様々な分野にも言える。百聞は一見に如かず、話を聞くだけでなく自分の目でまだ知らない世界をたくさん見てみたい。将来や未来を考えるにあたって役立つ判断材料が多く得られそうだ。
今、自分起点で時間をめいいっぱい使うということ
やりたいこと、試したいことがまだまだたくさんある。色々な野望がある。
就活という言葉はあまり好きになれない言葉だが、便宜的に使わせてもらう。ここで言う就活とは学生が社会人へとなるためにする準備のようなニュアンスだ。
就活とは「行きたい会社に自分を最適化していくプロセス」として考える節がないだろうか。会社によって自分のアピールポイントや志望動機を器用に変えるようなことも、そう少なくない。
いや、もっと自己中心的でいいはず。むしろ就活とは「自分起点で社会との関わり方を模索していくプロセス」のようなものだと捉えている。世間一般的な「就活」も1つの手段になりうるが、もっと自分起点で社会を駆け巡りたいという気持ちが抑えられなくなった。
その延長線上にどこかの会社との出会いがあるかもしれないし、なければつくるかもしれないし、どうなるかは誰にも分からない。
ただ、悔いの残らぬよう妥協せず、自分らしく濃い1年にしていくとだけはここに誓っておこう。
以上
定期的に情報発信していこう(切実)